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こんな時は? Q & A
スギ・ダニの舌下免疫療法をご希望の患者様へ
舌下免疫療法をご希望の患者様へ
舌下免疫治療(アレルゲン免疫療法)とは
アレルゲン免疫療法とはアレルギーの原因物質を毎日少量投与することで、体を抗原に慣らしアレルギー症状を軽減させ、根本的な体質改善が見込める治療法です。
アレルギーの原因となる抗原を使用する治療のため、治療前にアレルゲンを確定する検査が必須です。(血液検査で行います。結果の判定に約1-2週間を要します。)
ご自分の免疫系を変えてゆく治療のため長期間の治療が必要です。即効性はありません。
個人差はありますが最低3年、可能であれば4-5年間の治療を要します。
症状が出現しない期間も含め、毎日の服用が必要です。ご自分の判断での休薬・再開はアナフィラキシー症状の原因となりますのでおやめください。定期的な受診が必要です。(開始後は1-2週間後の再診、以降は4週間毎)
舌下免疫療法の効果
一方で
舌下免疫療法は徐々にスギ花粉に対するアレルギー体質を徐々に改善していく治療法
です。
治療は3年間を目安に、毎日行うことが必要
になります。
舌下免疫療法の効果について
舌下免疫療法の有効率は70~80%とされています。治療を行っても効果が現れない方もいます。
完全に症状がなくなる方が10~20%、症状が軽くなりお薬の使用量などが減る方が50~60%と報告されています。
治療前の血液検査で治療効果の有無を推測することはできません。
治療開始2年経過したところで有効性の判定を行います。
現在日本で治療できるアレルギーはスギ・ダニのみです。
他のアレルギー抗原に対しての効果は期待できません。(動物、スギ以外の花粉など)
治療の方法
(1)アレルギーの原因抗原を精査します。血液検査で判定可能です。
(2)
スギもしくはダニに陽性の場合、舌下免疫治療が可能です。
初回投与時はアレルギー症状が出現する可能性があるため病院内で内服して頂きます。
内服後30分間は病院で経過観察し重篤な症状がないことを確認します。平日の午前中に初回投与を行うため来院可能な日時をお伝えください。
錠剤を舌の下に置きます。すぐに唾液で溶けてしまいますが唾液は飲み込まず、1分間口の中に保持してください。1分間経過したら飲み込んでください。
(3)内服後5分間はうがいや飲食を避けてください。また内服前後2時間は激しい運動、入浴、アルコール摂取は避けてください。
(4)
2週間かけて薬の量を維持量へ増やしてゆきます。
2週間後に再診してください。重篤な副作用がなければ以降4週間毎の診察となります。
舌下免疫治療の副作用
治療薬を内服後少なくとも30分間は以下の症状に注意してください。
症状が現れた場合はただちに医療機関を受診してください。
皮膚の症状:
じんま疹や皮膚の痒み、発疹など
消化器症状
:腹痛・吐き気・下痢など
呼吸器症状
:嗄声・鼻閉・くしゃみ・のどの違和感、胸の締め付けられる感じ 呼吸困難
循環器症状
:頻脈・動悸・ふらつき・めまいなど
神経の症状
:意識混濁
重篤な症状の中には生命に関わる可能性があるものもあります。応急処置を行った後に総合病院へ救急搬送し治療を受けて頂くこともあります。
上記の副作用の可能性があるため、内服は午前中、また家族のいる場所が望ましいとされます。
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